マユ~。の読書中心の生活

アラフォーおひとり様の日常通信

『polka奨学金』をやってみて、思ったこと

『polka』というサービスをご存じでしょうか?
いわゆる「クラウドファンディング」の個人版で、誰でも気軽に「イベント」と呼ばれる資金調達企画をたてられるというもの。

これを使って、見ず知らずの若者の夢を応援する「あしながおじさん」ならぬ「polkaおじさん」、「polka奨学金」などと呼ばれる活動があるんです。

。。。で、わたくしマユ~。(@mayuu_pp)も、たまには他人のためにお金を使ってみようか、という気になりまして。
試しに何件か、知らない人に支援をしてみました。

そこで感じたことなどを書いてみようかと。 

 


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polca(ポルカ)- フレンドファンディングアプリ

やっぱり、若い子の環境というのは
結局のところ「親の財力」で差がついちゃうわけで。

なにかやりたい事ができた時、
応援してもらえる子とそうでない子がいるっていう状態を「当たり前」と片付けたくないな、と思うんですよ。

そういう気持ちにこの「polka奨学金」というのがピッタリ合ったので、やってみた訳ですが。

元々『polka』は「フレンドファンディング」と銘打って、
FacebookやLINEでつながっている
「知り合い」
に対して自分の企画に支援を募る、という使い方で登場したので、
基本的には「知り合い」(フォローや友達登録している人)のたてた企画しか見れないようになってるんですよね。

なので『polka奨学金』的な使い方をするには
自分でTwitterなどで検索して、オープンに募集している企画を探す必要があるんです。
(#polka、#polka奨学金、#polkaおじさん等のハッシュタグで検索するといろいろ出てきます)

で、ここで問題なるのが
「このイベントの内容は信用できるのか?この人物は実在しているのか?」
というところ。

元が知り合い同士で使う前提なので、イベントの真偽や身元を確かめるようなシステムがないんですよね。

なので、
「誰を信用して支援するか?」
は、自分で見極めるしかないんですよね。
(まあ、だいたいが500円前後の少額支援なので、そこまで深刻な被害が出ることもないでしょうが)

そこで、わたしなりに考えた
「支援する相手」の基準はというと。
「ある程度、Twitter利用歴がある人」。

けっこう
「polkaのためにTwitterはじめました!」
みたいな、無邪気な若者が見受けられたんですが。。。
せめて半年くらいはTwitterを使ってから始めて欲しいなーと。

別に「意識高い」ツイートしてる必要はないんですよ。
日常のなんでもない話でも、ツイートを続けて、こちらにちゃんと、
「実在の人間である」という手応えを感じさせてほしいわけですよ。
わたしはね。

そういうわけで、どんなに「いい話」っぽいイベント(おばあちゃんのため、とか親友のために、みたいな)でも、polka関係のツイートしかないアカウントの人は外しました。

他の「polkaおじさん」を名乗っていろんな人に支援してる人を見ると、
まずTwitter上で会話をしてから決めてたりするので、
各自、自分納得できるスタイルを作るのがいいみたいですね。

あと、これも個人の考えが出るポイントだと思うんですが、
「支援したイベントをシェアするか?」
という問題。

『polka』では
自分が支援したイベントをシェアする機能があり、
有名な人にシェアされたおかげで大きな金額を集める人がいたり、
「支援しなくても、シェアだけでもおねがいします」
みたいなことを書いてる人もいるんですが。

わたしとしては、「見ず知らずの人」に支援している関係上、ちょっと他の人にまでは勧められないかなー?と思って、シェアはしないことにしました。

シェアすることで、さらに支援の輪が広がって応援できる、というのも分かるんですけどね。。。

わたし個人は、自分で選んで支援しているので
万一『polka』上の情報がウソだったとしても諦めがつきますが、
わたしがシェアした事で「わたしを信用して」一緒に支援してくれる人が現れた場合、なんか申し訳ないじゃないですか。

例え数百円でも、
「他人のお金を動かす」っていうことには慎重にならないといけないと思うので。

。。。と、とりあえずはこんな感じで。

わたしとしては、こういったスタイルの「気軽なお金のやり取り・支援」が
文化として広く根付くのを望んでいるので、
今後も機会があれば『polka奨学金』やってみたいと思ってますが。

はっきりしたルールがないものなので、広めるためには
イベントをたてる側にも支援する側にも、まだまだスタイルのブラッシュアップが必要だなーという感じがしました。

まあ、それぞれが自分の思うように、
気軽にできるというのが
『polka』の一番の魅力ではあるんですけどね。

今後の展開にも期待してますよ!