マユ~。の読書中心の生活

アラフォーおひとり様の日常通信

なぜ、ゾンビは怖くないのに「幽霊」は怖いのか?

ハロウィンだからか、はたまた「バイオハザード 2」のリメイク版が来るからか(?) 最近またゾンビのことを考えていたりします。

以前「怖がりなのになぜゾンビは怖くないのか?」というような記事を書いて、

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そこでは「幽霊と比べて、ゾンビは身近じゃないから」という結論に達したんですが。

最近どうも、それだけではない気がしてきたんですよ。「幽霊」の方が怖い理由は。。。

それはやっぱり、 「そこに悪意があるか?」 という違いではないかと。

そもそもですよ、大体の場合、ゾンビは自分の意志でなるものではなく、ウイルスやら呪いやらの不可抗力でなってしまうという設定じゃないですか。 (ボスキャラは自分でなるけどもw)

そして、ゾンビになればもう自らの意識は無くなり、ゾンビの本能で人を襲うようになる。

これは言うなれば虎やサメと同じで、 出くわせば命の危険があるから怖いんだけれども、向こうに悪気はないというか。人間に恨みがあるから襲ってくる訳じゃない。

ここがやっぱりなんというか、ゾンビは 「ホラー」というより「パニック」モノだなぁと思うところなんです。

その点、和製ホラーに出てくる幽霊・悪霊というのは、明確に「悪意」を持って人を襲ってくるじゃないですか。

この世で受けた苦しみを晴らすために、あたり構わず八つ当たりしてくる。たまたまそこを通りかかったとか、住んじゃった・写真に撮っちゃったとかで祟られる訳です。

これは言うなれば「通り魔」と同じですよ。 この世に恨みを持って、無差別に人を攻撃する存在。

幽霊・悪霊というのは この通り魔の究極進化形、というのがわたしのイメージなんですよね。 どこにでも入ってきて危害を加えてくる通り魔。

そう考えると、人間に対して明確な悪意を持ち、精神的・肉体的に傷つけることを目的に襲ってくるのは、結局「人間」だけ。。。ということなんですよね。

だから、そういう人間の成れの果てである「幽霊」は怖いんだよなぁと。

今回は、そういう結論に達しました。 (なんのこっちゃ)

まあ、人間もいろいろだから、幽霊もいろいろいるのかもしれませんけどね。
いるとしたらの話ですがねー。