マユ~。の読書中心の生活

アラフォーおひとり様の日常通信

美人だけに見える景色

わたしは「女性作家」のエッセイを読むのが好きで、
いろんな人のを読んでみてるんですが。

そういう中で、
何かちょっと、違和感を感じるものが
あるんですよね。

「あれ?この人、
もしかして美人?」
っていうのが分かる瞬間があるんですw

なんていうか、
「美人でなければ体験し得ないエピソード」
や、
「美人でないと持ち得ない価値観」
っていうのが出てくるものがあるんですよ。

もちろん、自分の外見について語ったり、
それで良い思いしてるような話が書いてあるわけじゃないんですw

むしろそういう
「女性の生まれついての外見」については
語るのを避けるような感じだったりするんですけど、
行間からにじみ出てしまう、というか。

それで、著者近影を見ると
「ああ、やっぱり」
っていうw

まあ、
自分の才能で勝負してる女性の外見を
どうこういうのは
野暮というものですから、
具体的に誰、とは言いませんが。

こういうのって、
やっぱり文章にも出るんだな〜っていうのが
衝撃だったんですよ。

作家の林真理子さんがエッセイで、
「この世界には、美人の前にしか現れない景色がある」
というようなことを書いてましたが、
ホントだなと。

まあ、そういう「美人特有の世界観」を
ちょっと体験できるのも、
本の面白さというものですけどね〜。

なんか、しみじみしちゃいましたよ。