マユ~。の読書中心の生活

アラフォーおひとり様の日常通信

ニートは体質であり、ひきこもりは症状である、と思う

わたしはホント、家から出るのが嫌なんですよねー。

休みの日、起きた瞬間に
「今日は一日、外に出なくていい!」と思うと、
本当に満ち足りた気持ちになる。。。!

これは、完全に生まれつきの性質なんですよ。
なにか、外が嫌になるような理由があったわけじゃ
ないし、
子供のころからそうですから。

とにかく家でのんびりしていられれば
幸せなんです。
「先天的なひきこもり体質」なんです、わたしは。

でも一方で、本来は楽しく社会生活が送れる人なのに、
「なにか、はっきりとしたきっかけ・ストレスがあって、外に出られなくなってしまった」
という
「後天的なひきこもり」
の人もいて。
こちらは完全に、一時的な「症状」なんですよね。

これが、世間ではごっちゃになってる
感じがするんですよ。

ニート、ひきこもり支援というのが
どうにもうまくまとまらないのは
そのせいじゃないかと。

わたしが思うに、
ニート」と呼ばれる人というのは
ほとんどが先天的なひきこもりのタイプではないかと。

生まれつき、家にいるのが幸せなんだから、
なんとか外に出られるように支援しよう、
っていうのがそもそも的外れ。

むしろ、なるべく家から出ない方向で、
生計をたてられる、ちゃんと生きていけるための支援、
そして、合わないながらもそれなりに
社会と折り合いをつけられるようにするための
アドバイスが必要だと思うんです。
(起業家の家入さんやプロニートのphaさんなどがやってるのはこっちですよね)

一方で、「後天的なひきこもり」は
家にこもっている状態が
「本来、望んでいることではない」
ので、不幸なわけですから
昔ながらの
「社会不安を解消して、もう一度、外に出られるようにする」
「就労支援をする」
という形が有効なんでしょうね。
(こっちは、精神科医の先生や行政の担当ですか)

ただ、注意点として
この「複合型」というのもある、ということを
考えておかないといけない。

「先天的なひきこもり」体質の人でも、
子供時代にはどうしったって、無理に社会に合わせて
学校へ行ったりしないといけないので、
その結果、疲れ果てて心身の健康を損なってしまうことも多い。

その状態でひきこもれば、
一見、「後天的なひきこもり」の人のような
「家にいても苦しい」という状態になっている訳です。

その場合、まず表面に出ている
「後天的なひきこもり」の症状を解決した後に、
もともとの「先天的なひきこもり」の体質と
折り合いをつける、という
二つの段階を踏まないとといけない。。。

逆に「後天的なひきこもり」だけど、
自分では「先天的なひきこもり」だと思い込んでいるような場合もあるんじゃないかと。

まあ、こういうことは
なんといっても「人それぞれ」ですから
うまいことスッキリは分けられないでしょうが。

でも、この3つのパターンで考えてみると、
複雑な「ひきこもり支援」も
いくらか解りやすくなるんじゃないかな?と思うんですよね。